保険を売らないFPとして、中立な立場で保険の見直しのコツを徹底解説しました!
見直し時~契約時まで注意すべきポイントを徹底的にまとめたので、是非参考にしてください!
こんな人が見直し対象!
①5年以上前の医療保険に加入
医療保険は毎年新商品が出ています。
5年以上前の保険は、トレンドに合わずに十分な給付が受けられない可能性があります。
また、近年は入院日数がどんどん短くなっているので、日額重視な保険を持っていると保障が足りない…!といったケースも。
②5年以上前のがん保険に加入
がんの治療は常に進化しています。
一昔前は入院メインの治療でしたが、現在は通院を主にした治療が多いです。
入院時の保障ばかり目を向けていると、がん保障が全然足りないといったケースもあるので、絶対に点検しましょう!
③子どもが生まれた家庭
子どもが巣立つまでは大きな死亡保障が必要です。
死亡保障が足りないと、親が亡くなった時に子どもが十分な教育を受けれなかったり、生活が困窮するという事態も…。
子どもが生まれる前の保障のままだと危険なので、絶対に見直してください!
④マイホームを買った家庭
マイホームを購入すると団信という死亡保障がつき、亡くなった時に住宅ローンの返済が免除されます。
つまり団信=亡くなった時の備えになるので、今の保障を減らせる余地があるということです。
保険料が安くなる可能性があるので、是非一度保障額を見直してみましょう!
⑤子供が巣立った家庭
子どもが巣立ったら大きな死亡保障は必要なくなります。
老後の死亡保障はお墓・葬儀代だけあればOK。
目安は一人あたり300万ですが、そもそも預金で準備できるのであれば老後の死亡保障はなくても問題ありません。
今の死亡保障が自分の目的に合っているか再確認しましょう!
保険の見直し先を決めよう
保険代理店は複数の保険会社を取り扱うので、たくさんの商品から一番条件の良い保険を見つけることが出来ます。
また、自分でネット加入するよりも細かいカスタマイズや金額調整が出来たり、
そもそもネット加入できない保険に加入出来たりします。
契約したFPが担当になるから、お金の不安はいつでも担当に相談できるようになるよ!
おすすめの相談先はここ
おうるのイチオシは「保険チャンネル」という無料保険相談サービス!
保険だけでなく、NISAやライフプランなどの相談もOK!
フォロワーさんからも、たくさん感想を貰ってるけど本当に良かった!って声が多いです✨
提案された内容で分からないことがあればいつでも私にDMしてね~✨
複数相談すべき?
保険相談は複数のFPに相談することを推奨します。
理由はFPにも相性があるから。
よいFPに一発で出会えるとは限らない
✔ 信頼してお金のことを相談できるFP
✔ 根拠をもって説明してくれるFP
✔ 顧客第一に保険設計してくれるFP
複数のFPと話してみて、一番信頼できる人を探すのがベストです。
予約するときに絶対やってほしいこと
おうるの推し相談サービスは、予約の際に自分の悩みを選択することが出来ます。
予約時に自分の悩みをしっかり伝えておくと、その悩みに特化したFPが担当になる可能性が高くなります。
相談出来るお悩みの例
・教育、老後資金が不安だからライフプランを作りたい
・マイホームを検討しているので、資金計画を立てたい
・出産するので、今の保険が自分に合っているか知りたい
・貯蓄型保険を継続すべきか悩んでいる
・NISAを始めたいけどよくわからない
相談前に知っておくべき国の制度
民間保険を選ぶ前に、国の保険(=社会保険制度)を知っておきましょう!
もしも病気やけがをしても、国の保障である程度治療費や生活費を賄うことが出来ます。
国の保険適用後の自己負担はいくらなのか?手当はいくらもらえるのか?を知ることで、過剰な保険加入を防ぎ、本当に必要な保障のみを持つことが出来ます。
細かいところまで把握する必要はないですが、概要だけでも知っておくと過剰保障を防げます。サクッと知りたい方は、↓も参考にどうぞ。
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またもっと詳しく知りたい人は以下の投稿を見てみてください✨
保険相談のコツ
よりよい保険相談にするために、3つのコツを紹介します。
保険相談にかかる時間はおおよそ30分〜2時間。
貴重な時間の中で効率よく満足度の高い相談にできるよう、ポイントを押さえておきましょう!
おススメの質問の仕方
FPさんは、これまでたくさんの相談を受けてきている保険やお金のプロです。
ざっくばらんに、気になっていることや不安なことを質問するだけでOK!
その情報からFPさんが悩み解決に向けて誘導してくれたり、情報提供してくれます。
事前に勉強する必要はないよ!
・事前に保険のことや予備知識を頑張って勉強しなくても大丈夫!
・なにが不安なのか、どういう状況になりたいのかをサクッと言葉にするだけでもOK♪
保険選びで譲れないポイントや「こうしてほしい!」という希望があれば、具体的な相談が始まる前に伝えておきましょう。
「よくわからない…」「特に希望はないよ」という人は無理に考えたり、言う必要はありません。
事前に要望を伝えておくと、最短で自分の望む回答が得られたり、適した保険が見つけられたりします!
相談途中でも、自分の要望が出てきたら遠慮せずにどんどん伝えていきましょう。
保険以外のことも質問OK
FP相談はお金にまつわることはなんでも相談OK!
FPさんは相談者のお金に対する考えや、資産情報を知ることで、よりあなたにぴったりの保険・金融商品の紹介が出来るようになります。
ベストな選択ができるように、小さな悩みや疑問もぜひ相談してみてください。
ライフプランをつくってもらおう
ライフプランを作れば、将来「いつ」「何に」「いくら」お金がかかるのか分かります。
今後起こりうるライフイベントで「いくらお金がかかるのか」「どんな対策が必要なのか」が明確にできます。
各家庭によって、必要な生活費や住宅費が異なっていたり、子どもの進路に応じて必要な教育費が変わったりします。
”自分や家庭のため”のライフプランを作ることで、将来のイメージがつきやすくなるので、漠然としたお金のモヤモヤが解消されます!
提案された保険のチェック
FPから提案された保険が、自分に合っている保険なのかをチェックしましょう。
より自分にあった保険商品や保障内容がある可能性も!
死亡保障のチェックポイント
子育て世帯が死亡保障を検討するなら、まずは収入保障保険などの掛捨て商品を見てみましょう!
子育て世代には、生活費や教育資金の備えとして大きな死亡保障が必要!貯蓄型の保険は保険料のわりに死亡保障が少なく、保障が足りなくなりがちなので注意したいです。
ライフプランを作って自分の家庭の死亡保障の大きさを確認しよう!
医療保障のチェックポイント
医療保険は特約に注目しましょう!本当に必要な特約を見極め、保険料が高くなりすぎないようにしたいです。
また、がんの備えがしっかりついているかも重要なチェックポイント!
がんは治療が長期化しやすく、副作用で仕事ができない方も多いです。
家計的にダメージが大きいので、保険でしっかり治療費&収入減に備えましょう!
~おうる的 特約の優先度まとめ~
■優先度:低
・高額な日額(個室希望の人はアリ)
・女性疾病特約
・お祝い金
・通院給付金
・日帰り手術の割り増し
・骨折などのケガの保障
■優先度:中
・入院一時金
■優先度:高
・先進医療特約
・三大疾病入院日数無制限
・がん治療給付金、抗がん剤特約
■生活防衛資金が貯まっていない人は検討
・三大疾病一時金、がん一時金
・三大疾病保険料払込免除
子育て世帯にお勧めの保険
死亡保障が足りないと、子どもの人生が詰むよ。
がんの備えは以下がおすすめ!
▶がん治療給付金/抗がん剤治療特約
→治療費の備え
(必須保障!保険料を抑えつつ治療費をしっかり備えられる!)
▶がん診断一時金、三大疾病一時金
→休職による収入減や、その他支出の備え
(生活防衛資金が貯まっているなら無しでも)
おうる的保険の種類と評価まとめ
保険の種類がたくさんあって選べない!という方向けに、おうる的保険の種類と評価一覧を作成しました!
契約内容を夫婦で共有しよう
契約前に夫婦でお互いの保障内容を確認できるとベスト!
契約後に「思っていた内容と違う!」となっても戻せないので、契約前に夫婦揃ってFPと面談できるとよいですね!
契約後に注意したいこと
新しい保険が決まって、すぐに古い保険を解約するのは超危険!
解約時期によっては無保険期間が発生してしまうことも…。
旧保険の解約は絶対に新しい保険が成立してからにしましょう!
がんの免責期間に注意
がんの保障は契約から90日間の免責期間がある商品が多いです。
がん保障の無保険期間を無くすには、古い保険を90日間持ち続けるか、
がんの免責期間をなくす特約がある商品を選びましょう!
医療保険のよくある質問
主契約の選び方
一般的には60日型を選ぶ人が多いです。
現代医療は短期入院の傾向にあるので、2週間以内に退院するケースが多く、60日オーバーの入院はまれです。
確率が低い分、60日→120日に保障が手厚くなったとしても保険料の負担はそこまで変わりません!(ぜひシミュレーションしてみてください♪)
保険料の負担が大きくないことを踏まえて、120日型を選ぶという選択肢もあります
一般的には日額給付は5,000円を選ぶ方が大多数です。
また日額の金額は以下の通りに決めると分かりやすいです!
▶日額給付:個室代をカバー
▶入院一時金:高額療養費を踏まえた治療費補てん
ちなみに個室代は5,000~10,000円/日が相場。(都内は~20,000円になるケースも)
ただし三大疾病は入院が長引く可能性があるので注意!
「三大疾病入院無制限」の特約をつけることで、入院日数が長引いた時の治療費をカバーすることが出来るのでおすすめです!
私は終身払いです!
理由は、↓のような変化にあわせて定期的に保険の点検が必要だと思っているからです。
・医療の進歩
・社会保険の変化
・保険商品の進化
がんが良い例なのですが、
前は手術・入院がメインの治療だったので日額重視・一時金重視な保険の組み方が主流でしたが
今は抗がん剤治療がメインで通院×長期の治療が主流なので、昔の保険ではほとんど給付がもらえないケースがあります。
いくら安くても全く機能しない保険を持っていてはもったいないので、乗り換え前提で終身払いにする方が合理的だと思っています!
現代は短期入院の傾向があるので、一時金特化の保険を選択するのは合理的だと思います。
ただ個人的には、最小限の日額+一時金の特約 で備える保険のほうが好みです。
理由は、短期入院の傾向にあるとはいえ、病状によっては1か月~半年近く入院するケースもあり得るからです。
個室を希望した場合医療費にプラスして5千~1万/日かかることが多いです。
1か月入院した場合30万円ほどかかります。
一時金特化の保険は短期入院に強みがありますが、やはり長期で入院する可能性がゼロではない以上、日額型をおすすめしたいです。
もちろん保険料を重視して一時金特化を選択する家庭があってもいいと思います!
保険料と保障の大きさの好みで決めましょう!
特約の選び方
入院一時金の金額を決めるときは高額療養費制度を踏まえましょう!
高額療養費制度適用後の自己負担は約月8万円なので、私は一時金10万円を選択しています!
ちなみに高額療養費2か月分として20万を選択する人、半月分として5万円を選択する人もいます。
自分がいくらまでなら自己資金をだせそうか、で判断してみてください!
通院特約は給付条件が厳しいです。入院後の通院しか対応できないので、支給されるケースとしては稀です。
また通院での治療費は、高額にならないので家計から負担なく支出することが出来るかなと思います。
(抗がん剤治療については通院治療が主ですが、こちらはがん保障で備えることをおすすめします!)
以上を踏まえ、個人的には不要な特約です。
女性疾病だからと言って医療費が通常の病気よりも多くかかることはないので、通常の医療保障部分で十分カバー可能です!
個人的にはあえて手厚く備える必要性は薄いのかな、と思っています。
(ただし乳がんは再発防止含め治療が長引きやすいので、抗がん剤治療・ホルモン剤治療の保障で備えましょう!)
不妊治療を希望する場合は、検討余地があると思います。
損傷特約とは、骨折・脱臼・靱帯断裂などを保障してくれるような特約です。
そもそも骨折等のケガなどにかかる医療費はそこまで大きくないですし、
仮に重傷で入院するケースは入院一時金等の保障でカバーされるので、不要だと思っています。
保険範囲内の治療で病気が完治しない場合、先進医療といって保険外で最新の治療を受けることが出来るケースがあります。
先進医療特約というものを付けておくと、この費用はすべて保険で賄えます!
(3,000万まで~などの上限アリ)
先進医療特約は民間保険につけた場合100円ちょっとでつけることが出来、治療の幅が広がるのでつけておくことを推奨します。
その他の質問
ネット加入でも代理店加入でも支払う保険料は変わりません。
代理店から加入した方が、細かいカスタマイズが出来るケースもありますし、家庭の担当になってくれるのでその後のアフターフォローがあります!
また保険の請求時も、担当さんが手伝ってくれるので安心感があると思います!
せっかく加入するのであれば、代理店から加入することをおすすめします!
3~5年ごとに保険は点検すべきだと思っています!
ただし内容が古くなっていなければ乗り換える必要はありません。
また、保険は部分的な見直しも可能です。
仮に保険が古くなって乗り換えるとしても、医療保険のうちがん部分だけ古くなっていればがんの特約を外して、別途最新版のがん保険に加入するといった方法もあります!
以下の手順で保険を選ぶと、一番条件のよい商品が分かります。
①複数社の保険を同時に申し込み
↓
②申込時に契約成立に対して保留をかける
↓
③審査でOKでた会社の中から一番条件の良い会社を選ぶ
お祝い金系の医療保険は優先度低いです!
貯蓄的な機能になりますが、自分が払った特約料分が返ってくるだけですし、
貯めるのは別で考える方が合理的だと思います!
付加給付の金額によっては、医療保険ナシでがん保険だけ加入する方もいます!
ただし付加給付がある場合でも、以下のリスクがないかチェックしましょう。
・会社の経営状況が悪化→福利厚生削減で付加給付が無くなる、少なくなる可能性
・付加給付のない会社に転職する可能性
・退職時に付加給付が無くなる可能性
・付加給付が無くなった時に、持病を持ってしまい医療保険に入れなくなるor金額が高くなる可能性
もし上記のような可能性があるのであれば、付加給付が無くなった時に備えて
終身の医療保険をもっておく、という選択肢もあります。
がん保険、三大疾病保険のよくある質問
がん一時金や、三大疾病一時金は保険料が結構高いので、金額は慎重に決めたいです。
個人的には、「抗がん剤特約」や「治療給付金」メインで保障を組み立てることをお勧めしています!
上記の保障は、治療を受けた月だけ給付が下りる保障です。
治療費が発生するときにだけ保険が発動するので、一時金より自由度は下がりますが
必要なお金を必要な分だけ受け取ることが出来るので合理的ですし、保険料負担もかなり少なくなります。
がん治療の収入補てんとして一時金、治療費の保障は治療給付という風に考えると、保険料を抑えつつ手厚くがん保障を持つことが出来ます!
がんへの備えは必須だと思っています。理由は一番家計へのダメージが大きい病気だからです。
がん治療は初期治療で入院手術→以降は抗がん剤で通院治療がメインになります。
手術・入院は高額療養費制度がきくので、自己負担が抑えられますが、抗がん剤治療は月1回の通院×1~2年のような治療になるので高額療養費がききづらく、じわじわと家計に負担を与えてきます。
医療保険は不要!と思っている方でも、がん保険だけは検討して欲しいくらいです!
現役世代は罹患率こそ低いですが、確率はゼロではありません。
もしもの時に備えてしっかりと保障を付けておきましょう!
三大疾病になった際に、保険料支払いが免除される特約です。
個人的には不要派。理由は以下の通りです。
もし三大疾病になってしまった際に…
A:存命+職場復帰できる
給料がもらえるので支払い可能
B:死亡+職場復帰できない
亡くなる場合が多いので、そもそも保険料を支払う必要がなくなる+死亡保険金が下りる
C:存命+職場復帰できない(かなりレア)
障害を負っている可能性が高いので、障害年金がもらえる
また、生活防衛資金(1年分の生活費の貯金)があれば月数千円の保険料支払いが続いたとしても家計が崩壊することは考えにくいです。
がん損保はがんの治療費を全額補償してくれるのでとても手厚い保険です!
ただし注意点が2つあります!
①90歳で保障が切れてしまうこと
②5年更新なこと→60歳になるころには月4千円オーバーになるかも?
以上を踏まえて、検討するのがいいと思います!
保険料が高くなる分、手厚さはピカイチです!
現役時代だけがん損保に加入する、という考え方もあります。
収入保障保険のよくある質問
ざっくり給付の目安になる計算式が↓です。
夫が亡くなった場合の必要額
=(月の生活費+月の貯金額)−(妻月手取り収入+遺族年金月★万)
妻が亡くなった場合の必要額
=(月の生活費+月の貯金額)−(夫月手取り収入+遺族年金月★万)
※★は自分の遺族年金を当てはめて計算してください!
※「遺族年金早見表」と検索するとざっくり金額が分かります。
※月の生活費は団信に加入している場合、住宅費を除いて計算してください。
※こちらはざっくり目安です!具体的な金額を計算したい場合はライフプランを作成しましょう!
保険期間の目安は
①末子が大学卒業まで+2~5年
一番最低限の備え
②60歳、65歳まで
一般的。退職年齢に合わせる考え方
③住宅ローン完済まで
団信未加入の人の考え方
一般的に、子どもが巣立った後は大きな死亡保障は不要です!
家族の年齢を踏まえて保険期間を選びましょう!
最後に…
忙しいママにとって、保険の見直しは本当にハードルが高いと思います。
調べる時間がなくてやりたいけどやれない!腰が重い!という人も多いはず。
このガイドが保険選びの道しるべになれば嬉しいです✨